電気か灯油か
暖房の熱源は電気がいいのか,灯油(石油)がいいのか,最近のランニングコストの動向も踏まえて考えてみたいと思います.
北海道の電気料金は去年9月の値上げに引き続き,最近のニュースではさらなる値上げがあるのではとされています.現状,オール電化住宅の暖房用電気料金は灯油などと比べどうなっているのでしょうか.分析してみます.
暖房の熱源は電気がいいのか,灯油(石油)がいいのか,最近のランニングコストの動向も踏まえて考えてみたいと思います.
北海道の電気料金は去年9月の値上げに引き続き,最近のニュースではさらなる値上げがあるのではとされています.現状,オール電化住宅の暖房用電気料金は灯油などと比べどうなっているのでしょうか.分析してみます.
ここ数年私が設計してきた住宅は,深夜電力を利用した蓄熱式の暖房ばかりでした.場合によって補助的に融雪電力を使ったり,あるいはオーナーさんの意向でペレットストーブや薪ストーブを併設することもありましたが,メインの暖房は深夜電力でした.それというのもランニングコストが灯油など他の熱源に比べて安かったからです.
私が事務所に使っている建物はもともとは「コージィベール摩周南」という温泉付き分譲地のセンターハウスです.豊富な温泉を利用してその熱で暖房しています.これまで寒いと思ったことは無かったのに今年はちょっと事情が違いました.1月の上旬,ものすごく寒い日が続き,部屋が暖まり切らなくなりました.最低気温が連日-25度以下になり,一日の平均気温が-17度といった日が一週間くらい続いたのです.さすがに暖房能力が追いつかなくなったのでした.
今日は竣工したばかりの「グループホーム家路」で消防署による検査がありました.おりしも直前に札幌のグループホームでいたましい火災事故があっただけにいつもより緊迫した雰囲気だったように思います.
建築家の山本厚生さんを講師にお招きして,住まいづくりに関しての講演会が開催されます.
日時:2009年8月1日(土) 14:00~16:00 (会場14:00)
会場:市立釧路図書館 4階 視聴覚ホール 定員150人 入場無料
釧路市幣舞町4-6 TEL:0154-42-1411
パンフレットと申し込み用紙のダウンロードはこちら(PDFファイルです)
上京したついでに以前から気になっていた東京聖十字教会を見学してきました.東京は梅雨の季節.道産子の私には湿度をともなう暑さがかなり堪えましたが,見に行ってやっぱりよかったと思いました.
巨匠アントニン・レーモンドの設計です.世田谷区の住宅街の中にひっそり建っています.私の住む周辺は酪農地帯で,牧草などを保管しておくいわゆる「D型ハウス」という鉄骨の巨大なプレファブ建築をよく見かけますが,外観はそれと同じような感じです.
カフェうりむぅは古い家屋のリフォームで出来たお店です.もともとは画像のような木造モルタル塗りの建物.ただし外壁が通気工法になっていなかったこと,柱などの軸組も傷んでいる部分があると思われたこと,窓などの開口部を大幅に変更したかったことなどから,外壁のモルタル仕上げはすべて撤去し,同時に内部の仕上げも床・壁・天井すべて一度撤去しました.結果的に柱の一部は根本が腐っていたので根継ぎして補強しました.小屋組も弱いところは補強しました.
改修後の外観はこのように生まれ変わりました.