再びサッカースタジアム
サッカーワールドカップドイツ大会2006もいよいよ決勝戦です.そんなわけでふたたびヨーロッパのサッカースタジアムの写真をアップしました.スペイン・セビリアのサンチェス・ピスファン・スタジアムです.
このスタジアムは1982年のワールドカップスペイン大会で伝説の試合となっている西ドイツ対フランスの試合が行われた舞台です.フランスはプラティニ,西ドイツはリトバルスキーが活躍しました.
正直に言ってスタジアムそのものの記憶はほとんどありません.ただ,その後ドイツのミュンヘンでもサッカーを観たわけですが,応援の仕方が違うのは印象的でした.スペインもかなり熱狂的に応援しますが,個人が自由に盛り上がっているのに対し,ドイツでは組織的に声を合わせた応援をしていました.どこか日本でもよく見られる集団意識というものを感じてしまいました.
セビリアはスペイン南部の歴史ある都市ですが,古くはローマ帝国の遺跡があり,その後アフリカからゴート人が入ってきてイスラムの建物が建てられ,レコンキスタによってキリスト教徒が奪回した土地です.フラメンコの本場でもあります.建築的にはパティオの気持ちよさが記憶に残っていますが,これについてはまた整理してアップします.