文化の交流点・イスタンブール
イスタンブールは東洋と西洋の混じり合うとても魅力的な街です.
代表的な建築のひとつにアヤ・ソフィアがあります.
元々はビザンティン様式のキリスト教の大聖堂ですが,15世紀のオスマントルコの征服によりイスラム教のモスクに転用されました.
内部のドームがある空間は巨大で荘厳です.いまではどこからどう見てもイスラム教のモスクです.
イスタンブールを訪れたならぜひ食べて欲しいのが”サバパン”です.ボスポラス海峡を渡るガラタ橋のたもとに屋台船がでていてそこで売っています.油で揚げたサバをバケットにはさんであるだけのシンプルな食べ物ですが,これが絶品です.
トルコは本当にパンのおいしい国です.私がイスタンブールで泊まっていた宿のお向かいはパン屋さんでした.朝,かまどからパンが焼き上がって出てくると,その店の正面のガラスがくもります.それを見て,すぐに買いに行きます.焼き上がったばかりのパンは紙に包んでくれますが,あつあつで手にすると火傷しそうです.炊きたてのご飯がおかず無しでおいしいように,焼きたてのパンもそれだけで食べられます.
生きている間にもう一度食べたい味です.
イスタンブールにいってもうひとつ必ず見なければならないのがベリーダンスです.宿の近くのゲストハウスで格安で見られるとあって,行って来ました.アラビアン・ナイトの世界です.
このコラムは本来建築についてのもののはずなのですが,悩み多い人間である私は時々脱線してしまいます.どうかお許しください.