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寝室

イギリスを旅したとき,B&Bと呼ばれる一般の民家に何度か泊まりました.B&BはBed&Breakfastの略で朝食付きの宿のことです.日本のビジネスホテルのようなところもありますし,一般の民家で民宿のように営業しているところもあります.最初の画像はスコットランドのピットロホリー(Pitlochry)という街で宿泊した部屋です.いわゆるロフトというか最上階の小屋裏のような部屋でした.窓は画像のトップライトだけです.広くはありませんがそれでいてなんとなく落ち着きました.
ピットロホリーのB&B

この部屋に泊まって思い出したのが山登りをしていた頃のテントです.とても狭い空間ですが,そこにいると何となく落ち着く感じがします.人にはお母さんのお腹の中にいた記憶が残っていて,そうした狭いところで妙に落ち着いて眠れる,いわゆる胎内回帰といった習性があるようにおもいます.
tent01.jpg
そのようなわけで寝室はあまり天井を高くしないでこぢんまりと,ただ目覚めがいいように朝日が入るように東向きで,というように考えます.室内の仕上げもやさしくあたたかいもので,照明もほんわり柔らかくが基本です.
寝ているとはいえ,一日の最低三分の一を過ごす寝室ですから大切にしたい空間です.
お宿かげやまのゲストルーム

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