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街歩き

10月14日の土曜日に月曜塾で橋南西部地区を歩いてきました.
釧路市の橋南西部地区といわれる南大通周辺は,釧路市で最初に栄えた地区です.かつてはこのあたりが商業・金融の中心でした.その後,幣舞橋を渡った川向こうの北大通に街の中心街は移りましたが,今はその北大通も衰退し,郊外の大きな駐車場を持った大型店に人は流れています.
南大通
今の南大通はご覧のようにいたるところが空き地となって駐車場になっていますし,かつて商売をしていた建物も住み手がいない空き家かシャッターを下ろしている状態のところがほとんどです.

月曜塾と橋南西部地区の関わりには長い歴史があります.私自身は過去の活動については直接にはしりませんが,近年は「釧路橋南ゆめこい倶楽部」の団体会員として活動しています.今回はこの地域の古い建物をもう一度調査しようと街歩きをしました.地図を片手に,一軒一軒建物をじっくり見ながら歩きました.普段,車で移動中には気付かないようないろいろなことがわかり,なかなか楽しかったです.午前10時に港町ビール前に集合し,3班に別れて調査しました.お昼にシーサイドホテルに再び集合し,昼食を食べて解散しました.
木造住宅廃屋
私は東よりの幣舞橋に近いエリアを歩きました.今にも崩れ落ちそうなこんな建物も残っています.建築の細部には興味深いデザインが施されています.
港文館と啄木像
釧路川沿いにあるのが港文館と石川啄木の像です.川沿いにはこの時期,さんま漁船が停泊しています.
釧路のもっとも古い歴史を持つこの周辺について,12月の月曜塾展で調査の成果を発表する予定です.

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